夏の恐怖体験。「老婆を呼ぶ声」【子どもが喜ぶ話】 - 二人暮らしの記録~くまさん友の会~

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夏の恐怖体験。「老婆を呼ぶ声」【子どもが喜ぶ話】



知り合いの小学校の先生から、おもしろい話を聞きました。

夏になると、子どもたちは怖い話を聞きたがるそうで、

そのときに話す物語だとか。


おもしろい話だったので紹介します。



対象学年は、小学校4年生~6年生。



「老婆を呼ぶ声」


 

むかし、むかし、あるところに、

とても仲の良いおじいさんとおばあさんがいました。

ふたりは幸せに暮らしていましたが、ある日、おじいさんが亡くなりました。


それからしばらくして、夜、おばあさんが寝ていると、


どこからか、おばあさんを呼ぶ声が聞こえてきました。


「ばーちゃん、ばーちゃん」


おばあさんは不思議に思いました。


誰が呼んでいるのだろう?


おばあさんは一人暮らしなので、おばあさん以外、家に誰もいないはずです。



また、ある日の夜、おばあさんを呼ぶ声が聞こえました。


「ばーちゃん、ばーちゃん」


あれ?また呼んでいる声が聞こえる。


おばあさんは不思議に思いました。


思い返すと、おばあさんを呼ぶ声が聞こえるのは、


いつも嵐の夜です。



おばあさんは、「誰かいるの?」と呼び返してみましたが、返事はありません。


おばあさんはとても怖くなって、布団の奥にもぐりこんで、


震えながら一晩を過ごしました。



それからしばらくは、晴れた日が続き、

おばあさんは安心して暮らしていました。


しかし、大きな台風が近づいてきて、嵐になりました。

おばあさんは、また声が聞こえてくるのではないかと、心配になりました。


そして、その夜、また聞こえてきました。


「ばーちゃん、ばーちゃん」


おばあさんは怖くなりましたが、

勇気を振り絞って、声の主を探すことにしました。


おばあさんは、声のする方に歩いていきました。


ずっと歩きましたが、あたりは真っ暗で、誰もいません。


でも、声は聞こえます。


「ばーちゃん、ばーちゃん」


おばあさんは、声の聞こえる方に向かって、


もっと歩きましたが、声の主は見えません。


もう少し歩いてみると、突然、おばあさんの右足が地面に引っ張られ、

バランスを崩したおばあさんは、転んでしまいました。


気がつくと、そこは崖でした。

崖から落ちなくてよかったと安心しました。


そして、ここに声の主がいるに違いないと思い、

恐る恐る崖をのぞきこんでみると、崖に大波が当たっては砕けていました。


「バチャーン!バチャーン!」


おしまい。




この話は、怖い話を聞かせて!と言った子どもに、

怖いオチが待っているとみせかけて、肩すかしをくらわせる話です。


子どもが「なんだよ!波の音かよ!」と突っ込んでくれたら成功。


オチがあっさりしているので、あっさり言ってしまうと、スルーされる可能性あり。


嵐の夜は風が強く、波が大きくなるので、当然、波が割れる音も大きくなります。

それがおばあさんの家まで聞こえる。それを呼ぶ声と聞き間違えたという話。


これは、知り合いの先生が小学生の頃、先生に話してもらった話だそうです。

おもしろい話は語り継がれていくのですね。


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